自由が丘、SDGsとハンドメイド

来月11月1日からの1ヶ月間、自由が丘にあるホッチポッチという雑貨店で当店の革アクセサリーをお取り扱いいただきます。こちらのお店でのお取り扱いは初めてで、Instagramで作品をお見かけいただきお声がけいただきました。

私はInstagramだけSNS利用していますが、SNSで”繋がる”というのが本当に苦手です。リアルなお友達とも繋がりたくない人間です。苦手意識が先行してしまいあまり活用できておらず、気が向いた時に投稿したりストーリーズを上げてみたり。そんな中でもInstagramは本当にたくさんの出会いを繋げてくれます。最近は新規お取引のお誘いがインスタDMに入るのが普通になりました。店舗からの連絡や発注も、Instagramだったりします。時代を感じながら頑張って対応していますが、苦手です。なんだか常に見張られている感じがしてしまうのです。

さて、自由が丘。

学生の頃、つまり20年以上前になりますが、自由が丘のTHE・BODYSHOPでアルバイトをしていました。ボディショップは今は当たり前になってきたボトルの再利用や、フェアトレード、動物実験を行わない、環境保全などの取り組みをその頃から力を入れていました。アルバイトでしたが、商品の販売を通して社会貢献できているという意識が若い私にとって本当に誇らしく、やりがいを感じることができる仕事を経験させてもらったなと今でも思っています。その時学んだサステナビリティな挑戦はアルバイトの私にきちんと根付き、社会人を経て出会った”革の端材”を自身のハンドメイドへと繋げることとなり現在に至ります。私がアルバイトしていた頃から、ホッチポッチさんは自由が丘に店舗を構えていられました。たしか1度だけ入ったことがあり、ロディが並べられていた店内を入って、豊富な雑貨を見てわくわくした そんな記憶があります。20年以上の歳月が過ぎ、まさか自分の作品がお店に並べていただけるようなことがあるなんて!と嬉しく、かつ不思議な気持ちです。

革の端材は処分も再利用も難しいとされています。近年は、商品の大量生産の意識もだんだんと変わってきており、革はぎれを使用した小物や床面の使用方法も増えてきました。そういった背景から私のアクセサリーに使用していた革になかなかいい値段がつくようになってきてしまい、私の”革”商材プロジェクトも年齢とともにだんだんと落ち着いてきてしまいました。だからこそ、ひとつひとつを心を込めて消耗品で終わらないストーリーのあるアクセサリーを作り、”人と人を繋げる”ような意味を持つ活動をしていきたいなあと 強く思う今日この頃です。

10月の夕日が一番いい

きょうも、おつかれさまでした。

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この記事を書いた人

花とレザー、贈り物装具店。店主
兼prikish作家

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