きょうの療育と革しごと 〜ハンドプレス〜

親子で通園している療育で、娘が太鼓を叩くバチを思い切り振り上げた先に私の顔面があった。という出来事がありました。顔の何かが割れたかと思いましたが、鼻の軟骨が衝撃を分散したのか、私の顔はなみだが流れただけで無事でした。何年も子供達を世話している先生方が、初めての、さらに聞いたことのない音を経験したハプニングだと言っていました。

さて帰ってきてから、革の型抜き作業です。

私の愛用ハンドプレス。2012年に購入していますので、12年ものです。もちろん今はもう製造していません。これまで、制作活動の中で、さまざまなアイテムや材料が製造廃止や廃業などで入手できなくなりました。その度に、代替品を探してなんとか対応してきましが、もしハンドプレスが手に入らない なんていうことがあったら、その時は迷いなく活動を引退します。というくらい、私の右腕的な、レザーアクセサリー制作の必需品です。

調べてみたらbellmex社は、まだちゃんとありました。ハンドクラフト用から高機能なプレス機を生産しています。

プレスブルーよ。何万回もの革の型抜きをやってきた貫禄がある。されにそれを尊敬してきた私の愛情ある眼差しが感じられるこの写真。これはきっと、私にしか撮れない。

葉っぱのレザーが欲しかったので、葉型のシェイプパンチを付け替えて。葉型もそうですが、複雑な形や、湿気の多い日はそうサクサクいきません。丸とか花形だと、サクサクサクサクとリズミカルに型抜きが進みます。ときどき、オイルを挿してメンテナンスしています。

木槌で叩く場合もありますが、型抜き作業はハンドプレスが活躍。いろんな型が引き出しの中に入っています。型は業者の既製品を購入したものと、職人さんに制作していただいたものがあります。花の型はすべて、職人さんの手仕事によるものです。職人による職人からなるレザーアクセサリーなのです。

葉っぱを草色に染色して、本日の作業はこれだけです。娘が昼寝から起きてきました。

それにしても、力を入れてハンドプレスするたびに、なんとなく鼻に鈍痛がはしりました。。ツーン。

今週もおつかれまでした。

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この記事を書いた人

花とレザー、贈り物装具店。店主
兼prikish作家

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